韓国の中央銀行、韓国銀行は11日、金融通貨委員会を開き、政策金利であるコール金利の誘導目標を先月と同じ年5%に据え置くことを決めました。
韓国銀行がコール金利の据え置きを決めた背景には、▼アメリカの低所得者向けの住宅ローンの焦げ付き問題による影響がまだ残っていること、▼アメリカをはじめとする先進諸国が政策金利を引き下げたり、引き上げ計画を保留したりしていることからウォン高が続いていること、▼それに原油などの原材料価格が上昇していることなどがあげられています。
専門家は、▼アメリカのFRB=連邦準備制度理事会によって来年初めまでに金利の追加引き下げの可能性があるうえ、主要国の金利凍結が当分の間続くという見通しから、韓国銀行がコール金利を年内に引き上げる可能性は少ないとみています。
しかし国内景気が回復に向かって、物価が上昇し始めているため、物価安定を主な政策目標としている韓国銀行は、物価の上昇を抑えるために今後、金利を引き上げるかどうかの判断を迫られることになりそうです。