世界の公共放送の関係者が一堂に会する総会が11日、ソウルで開幕しました。
今回の総会は「デジタル革命と公共放送の展望」をテーマに、放送と通信などメディアの区分がつかなくなっている現在、公共放送が迎えている危機と、それを乗り越えるための各公共放送機関の財源確保に向けた努力などについて2日間、討論が行われる予定です。
今回のソウル総会には日本のNHKの橋本元一会長、ヨーロッパ放送連盟(EBU)のボリス・ベルガント副会長をはじめ、世界30の公共放送の関係者およそ100人が出席しました。
世界公共放送総会は1990年に韓国のKBSと日本のNHK、それにイギリスのBBCなどが中心になって設立され、毎年、大陸別の持ち回りで総会が開かれています。