読売ジャイアンツの4番打者、李承燁(イ・スンヨプ)選手(31)は、来シーズンもチームに残留する可能性が高くなっています。
李承燁選手はこれまで、読売ジャイアンツがセントラルリーグで優勝した後にアメリカのメジャーリーグに進出したいという希望を述べていましたが、読売系列のスポーツ専門誌「スポーツ報知」が9日、伝えたところによりますと、李承燁選手は、8日に東京のジャイアンツ球場で行われた全体練習の後に、「まだ日本でやり遂げていないことがたくさんあります。個人タイトルも取っていませんし、もっとチームに貢献しなくてはなりません」と述べて、来シーズンもチームに残留する意向を示したということです。
李承燁選手は、去年、読売ジャイアンツとの間で、年俸30億円の4年契約をした際、「チームが優勝すれば、メジャーリーグへの移籍を含め自らの去就について選択できる」というオプションをつけていました。
李承燁選手は、今シーズン、ホームラン30本を達成して3年連続で30ホームラン以上を記録したものの、打率2割7分4厘、打点74で4番打者としては期待に及ばない成績でした。