教育人的資源部は「朝鮮王朝実録」など歴史的な文献を収集整理し、翻訳を担当する韓国古典翻訳院を今年11月に設立する方針を固め、そのための予算85億2700万ウォンを確保しました。
政府は今後、代表的な古典で朝鮮王朝時代のうち472年間の歴史を記録した国宝第151号「朝鮮王朝実録」などを政府が主導して翻訳するなど、主な古典の翻訳と管理作業を本格的に進める方針です。
これまでは古典を翻訳する際は政府が大学の教授や専門家に依頼して、特定の文献を対象に随時行ってきましたが、歴史や漢学の専門家の養成につながらない上、翻訳そのものに問題があるという指摘がありました。