韓国と日本は来年2008年を「韓日観光交流の年」に定め、お互いに観光客の誘致に向けて協力することになりました。
日本を訪れているキム・ジョンミン文化観光部長官は、21日、冬柴鉄三国土交通相と会談し、両国間の持続的な観光交流の拡大に向けて、来年2008年を「韓日観光交流の年」に定めることで合意しました。
2005年を「韓日友情年」「韓日共同訪問の年」に指定して以来、観光での交流拡大を目指してきた韓国と日本は、2010年に外国人観光客1000万人誘致という両国の目標を達成するには、両国間の観光交流に加えて他の国からの観光客誘致が欠かせないとして、自国を訪れた外国人観光客を対象にお互いの国の観光を勧めるセールスに協力していくことになりました。
そのため、来年の北京オリンピックと連携した韓日の観光を開発するとともに、青少年の交流も活発に進めることになりました。
韓国と日本は21日午後、東京都内のホテルで「2007韓日観光交流拡大の夕べ」を開き、両国の政府や観光業界の関係者ら300人が出席しました。
今年上半期中に韓国を訪れた日本人観光客は108万人で、去年の上半期に比べて3.5%減っており、文化観光部では「この合意で日本人観光客の呼び戻しにプラスになると思う」と話しています。