アメリカを訪れている金大中前大統領は18日、「北韓の核問題をめぐる6カ国協議は必ず成功すると信じており、ブッシュ大統領は任期内に韓国戦争の終戦を宣言し、米朝間の国交正常化と平和協定の締結が実現するだろう」という考えを示しました。
7年前の2000年6月に金正日国防委員長と初めて南北首脳会談を行った金大中前大統領は18日、訪問先のワシントンのナショナル・プレス・クラブで行った講演で、来月2日から平壌で行われる南北首脳会談について「盧武鉉大統領は金正日国防委員長との会談で北韓の核問題を優先課題にすると思う。6カ国協議が成功に向かっているだけに、北韓の核問題の解決に向けて共同で対応することで合意すると思う」と述べて、期待を示しました。
金前大統領はまた「北韓の核施設を完全に使えなくする無能力化が実現すれば、アメリカは北韓をテロ支援国の指定から解除すると思う。北韓が核兵器を製造したのは、体制の保障とアメリカに対抗するためだったので、アメリカが北韓の体制を保障すれば、核兵器を断念するだろう」とした上で「しかし韓国は北韓の核兵器の保有に断固として反対する。北韓が核兵器を断念しなければ、南北関係の根本的な改善はありえない」と強調しました。 金前大統領はさらに7年前の初の南北首脳会談について「金正日国防委員長はアメリカとの関係正常化を熱望していた。また北韓は安全が保障され、破綻した経済を再建できる道はアメリカとの関係正常化であることをよく知っていた」と述べました。