アメリカと北韓は、北韓がすべての核施設を使えないようにする「無能力化」と、すべての核計画の申告を年内に行い、これに対してアメリカは北韓に政治的・経済的な補償を行うことで合意しました。
6カ国協議のうち米朝国交正常化に向けた作業部会は1日と2日の2日間、スイスのジュネーブで行われ、協議の後、アメリカ代表のヒル国務次官補は、アメリカ代表部で記者会見し、「北韓が年内に核施設の無能力化とすべての核計画を申告することで合意した」と明らかにしました。
また北韓代表のキム・ケグァン外務次官は協議の後、記者団に対して「核計画を申告し、核施設の無能力化を実現する意志をはっきり示した」と確認したうえで、「アメリカも政治的・経済的な補償措置を明確にした。経済的な補償は、100万トンの重油を提供することで、その半分は重油で、残りの半分は発電所の再建や必要な資材で受け取ることだ」と説明しました。
キム・ケグァン外務次官は、またアメリカが指定しているテロ支援国のリストから北韓を解除する問題については「政治的な補償はわれわれに対する敵視政策を変えることだ。平和共存のために制度的・法律的な基盤を設けることだ」と述べて、テロ支援国の解除に向けてある程度、意見の歩み寄りがみられたことを示唆しました。