2010年と2014年の冬のオリンピックの招致に相次いで失敗した江原道の平昌(ピョンチャン)が2018年の冬のオリンピックに3度目の挑戦をすることになりました。
江原道のキム・ジンソン知事は3日、記者会見し、「冬のオリンピックを平昌に招致することは江原道民だけでなく、韓国民の願いなので、2018年の冬のオリンピックに再び名乗りを上げることを決めた」と発表しました。
キム・ジンソン知事は、この中で「2014年の冬のオリンピック招致でロシアのソチに敗れた後、再挑戦すべきだという意見と慎重論の両方があったが、江原道民の意向と失敗の原因などを分析し、熟慮した結果、3度目の挑戦を決めた。3度目の挑戦を止めれば、これまでオリンピックの招致に向けてつぎ込んできた熱情が水の泡となってしまう。反対や慎重な意見を十分考慮して、効率的な戦略を立てていきたい」と強調しました。
江原道の平昌は、2010年の冬のオリンピックではカナダのバンクーバーに、そして2014年の冬季オリンピックではロシアのソチにいずれも決選投票の末に僅差で敗れました。