WTO=世界貿易機関が、韓国のハイニックス半導体が製造するDラム半導体に対して、日本政府がかけていた相殺関税はWTOのルールに反するとする判定を出したことについて、日本政府は30日、WTOの最終審である上級委員会に上訴しました。
これによってWTOの上級委員会は、WTOの紛争調整小委員会が出した判定を審議し、年末にも裁定を出す見通しです。
日本は、去年1月から韓国のハイニックス半導体が製造したDラム半導体に対して、韓国政府の補助金を受けて、不当に安く日本に輸出したため、日本の半導体企業が打撃を受けたとして27.2%の相殺関税を課し、これに対して韓国は日本の相殺関税は不当だとして去年3月に提訴していました。
これについてWTOの紛争調整小委員会は、去年7月、日本の相殺関税はWTOのルールに反すると判定するとともに、日本政府に是正を求めていました。