アメリカ産輸入牛肉に対する検疫で、骨のかけらが見つかるなど違反が相次いでいたにもかかわらず、韓国政府がこれを隠ぺいしたとする疑惑が提起されました。
国会の農林海洋水産委員会に所属するハンナラ党の洪文杓議員が28日、農林部から入手した資料によりますと、アメリカでBSE=牛海綿状脳症に感染した牛が発見されたため中断していたアメリカ産牛肉の輸入を再開した去年10月から先月までの間に検疫で輸入衛生条件に違反したケースは188件に上り、検疫件数全体の59%に達したということです。
具体的には、①骨のかけらが見つかったのが163件で最も多く、②金属製物質の検出が19件、③表示と内容が異なるのが17件、④カルビーの骨のかたまりが見つかったケースが6件などとなっています。
洪文杓議員は、韓米輸入衛生条件では、違反が相次いで起きた場合、輸入中断の措置をとらなければならないにもかかわらず、政府は検疫を中断しただけでアメリカに弁明の機会を与えるなどあまりにも安易に対応していると強く批判しました。韓国は、一ヶ月近く中断していたアメリカ産牛肉の検疫を27日から再開しています。