大雨による深刻な被害を受けている北韓に、アメリカ政府が国連を通じた支援を検討していることが明らかになりました。
アメリカ国務省のマコーマック報道官は、14日の記者会見で、「アメリカは、最近、北韓を襲った大雨による被害に注目している」としたうえで、「国連を通じてどんな支援ができるのか検討したい」と述べて、アメリカ政府としても
北韓への人道支援に前向きな姿勢を示しました。
これは最近の6カ国協議が進展していることを受けたものとみられています。
一方、北韓はWFP=世界食糧計画に対して、緊急の食糧支援を要請していたことが明らかになり、WFPでは近く調査団を被災地に派遣することになりました。
北韓の朝鮮中央通信によりますと、北韓では今月7日からの大雨によって、各地で数百人が死亡したり行方不明になったりしているほか、およそ6万3000世帯の住宅で浸水するなど大きな被害が出たということです。
北韓では、去年の7月にも大雨による大きな被害が出ましたが、今回の被害は去年を上回る可能性があると、WFPでは見ています。