サッカーの韓国代表チームのファーベーク監督が辞意を表明しました。
ファーベーク監督は29日、インドネシアで行われたアジアカップ3位決定戦を終えた後、記者会見し、アジアカップで優勝を目指していたが、主力選手が抜け、攻撃的なサッカーができず、いい結果を出せなかったとして、辞意を表明しました。
ファーベーク監督は今後の韓国のサッカーについて、大きな大会で勝つためには得点力がなければならないとして、得点力を高めるのが韓国のサッカーのもっとも重要な課題だと指摘しました。
ファーベーク監督は2002年と2006年のワールドカップで代表チームのコーチを務め、2006年のワールドカップが終わった後、代表チームの監督に就任しました。
大韓サッカー協会は、できるだけ早く委員会を開き、ファーベーク監督が辞任した後の対策を講じることにしていますが、来月22日からは北京オリンピックの最終予選が行われることもあって、次期監督の選定作業を急ぐ必要に迫られています。