韓国人監督が手がけた英語によるSF映画「D-War」が、来月1日の公開を前にパッケージ前売りチケット1000枚の予約販売をし、およそ1時間で売り切れとなりました。
「D-War」は、元コメディアンのシム・ヒョンネ監督が、2004年からアメリカで製作していたSF映画で、アメリカの都心に現れた蛇のような怪物と人間との戦いが主なストーリーです。
「D-War」は、韓国での公開を前に、製作会社が一連の番号付きで作った怪物模型と前売り券1000枚の予約販売を行ったところ、1時間あまりで売り切れとなりました。
これについて予約販売を行った会社、マックスムービーは「割り引きなどのイベントもないため、完売までに3日はかかると思っていたが、1時間6分で売り切れになったことは異例です」と話しています。
去年、韓国で観客ナンバーワンの記録を作った映画「グエムル~漢江の怪物~」は、公開を前に400枚の予約販売をして、30分で売り切れとなったことから、今回のSF映画「D-War」の製作会社は、ヒットの前兆ではないかと期待しています。「D-War」の韓国での封切りは来月1日で、アメリカでも来月中に公開される予定です。