アメリカ産牛肉の販売を始めた大手スーパーのロッテマートが、農民などの抗議行動によって、4カ所の店舗で販売を中断しました。
ロッテマートは、ソウル駅店、光州尚武(クァンジュ・サンム)店、安城(アンソン)店、忠州(チュンジュ)店などの6店舗で13日アメリカ産牛肉の販売を中断し、14日以降にアメリカ産牛肉を販売するかどうかはこれから検討するとしています。
しかし、ロッテマートの全国53の店舗のうち、他の46の店舗ではアメリカ産牛肉の販売を続けています。
このうち、安城店がある京畿道安城市は古くからの畜産都市として牛肉の産地として知られており、店の前では農民団体や畜産関係者の団体が抗議行動を行いました。
また、ソウル駅店の前では、韓米FTA=自由貿易協定に反対する市民団体などが、BSEの危険があるアメリカ産牛肉の販売をただちに中止するよう求めるとして抗議集会を開きました。
これらの団体は、ロッテマートがアメリカ産牛肉の販売を完全に止めるまで、不買運動も辞さないとし、抗議行動を続けていく構えです。
しかし、ロッテマートは、「アメリカ産牛肉は消費者の反応がよく、安全性にも問題がないことが判明している」と述べ、アメリカ産牛肉の販売を中断した店舗でも、再開する可能性が高いことをほのめかしています。