北韓の核問題をめぐって、韓国が北韓に提供する重油のうち、最初の分を積んだタンカーが12日正午、韓国を出港しました。
北韓の核問題をめぐる6カ国協議では、今年2月、北韓が核施設の稼動停止などに踏み切る見返りとして、韓国が重油5万トンを北韓に提供することで合意しています。
第1便となるタンカーは、11日韓国東南部の蔚山の港に入り、最初に提供する分6200トンの重油を積み込んで、12日正午に、北韓北東部・減鏡北道のソンボンに向けて出航しました。
タンカーは天候に問題がなければ、14日にも北韓に到着する予定です。
政府は、残りの重油については来月1日までに、5回にわたって輸送を終えることにしています。
北韓は、最初の重油が到着した段階で、核施設の稼動を停止する姿勢を示しており、IAEAのエルバラダイ事務局長は、11日、北韓の核施設の稼動停止を監視する査察団が今月14日に現地に入るという見通しを明らかにしています。