2014年の冬季オリンピックの開催地を決めるIOC=国際オリンピック委員会の総会がグアテマラで始まり、現地入りしている盧武鉉大統領は、韓国時間で4日朝開かれた開会式に出席して、平昌への招致活動を積極的に行っています。
盧武鉉大統領はIOCの委員と候補都市の代表団ら500人あまりが出席した開会式で、IOC委員らとあいさつを交わし、平昌への招致を呼びかけました。
一方、平昌誘致委員会のメンバーらは、韓国時間で5日朝の投票に先立って行われる最終のプレゼンテーションに備えて準備に追われています。このプレゼンテーションはロシアのソチ、オーストリアのザルツブルク、平昌の順に行われ、各都市が45分間のプレゼンテーションをした後、15分間にわたり、IOC委員から質問を受けることになっています。
当初、平昌のライバルはザルツブルクではないかと見られていましたが、現地の雰囲気では、ソチの追い上げが激しいということです。
開催地を決定する投票は97人のIOC委員が参加して行われ、過半数の49票を獲得した都市が開催地に決まりますが、過半数を獲得する都市がない場合は、1位と2位の都市による決戦投票が行われます。