韓国とアメリカとのFTA=自由貿易協定の交渉に当たっていた外交通商部のイ・ヘミン企画団長は3日「アメリカ産牛肉の輸入問題が解決しなければ、アメリカ連邦議会で韓米FTAが円満に取り扱われることは厳しいと思う」と述べました。
イ・ヘミン企画団長はKBSをはじめ、ラジオ各局の時事番組に出演し、アメリカ連邦議会で一部の有力議員らが牛肉問題が解決しないと、韓米FTAの批准はしないという姿勢を示していることについて質問されたのに対して、このように述べました。
イ・ヘミン企画団長はまた専門職に携わっている人々にアメリカ政府が認める専門職ビザの枠について「オーストラリアはアメリカから1万500人分の専門職ビザが認められた。韓米FTAは、アメリカとオーストラリアとのFTAに比べて規模が大きい」と述べて、少なくとも1万500人分以上の専門職ビザの枠を確保したいという考えを示しました。
専門職ビザはアメリカにある企業に外国人が就業する際に発給される就労ビザのひとつで、建築家やエンジニア、コンピュータープログラマー、会計士、医師、大学教授などに出されるもので、アメリカとのFTAを発効させたシンガポールに対しては5400人分、チリに対しては1400人分がそれぞれ認められています。
一方、政府は2日、韓米FTAの追加交渉の結果を盛り込んだ1100ページに及ぶ最終協定文と付属書などを韓国語版と英語版で公開しました。