北韓が核放棄に向けた初期段階の措置を履行する見返りとして提供することになっている重油5万トンの輸送が2週間以内に始まる見通しです。
韓国と北韓は30日、開城で実務者協議を開き、初期段階の措置の見返りとして北韓に提供することになっている重油5万トンについて、「2週間以内」に韓国が最初の輸送船を送ることで合意しました。
韓国統一部の関係者は、北韓の初期段階の措置の履行と重油の提供は同時進行の原則に従って行われると指摘し、北韓が2週間以内に核施設の稼働停止に向けた具体的な措置をとる見通しなので、韓国はそれに合わせて重油の輸送を開始し、輸送開始から20日以内にすべての重油の輸送を完了するということです。
5万トンのうち3万5000トンは北韓東部の先鋒港に、1万5000トンは西部の南浦港にそれぞれ輸送される予定です。
2月の6カ国協議で、関係各国は北韓が核施設の無能力化を履行する見返りとして重油100万トンに相当する経済支援をすることで合意し、このうち寧辺の核施設の稼働停止など初期段階の措置の見返りとして提供する重油5万トンは韓国が負担することになっています。