北韓の核問題をめぐる6か国協議の議長を務める中国の武大偉外務次官は、8月初めに6か国による外相会合を開くことが可能だろうという考えを示しました。
ロシアのインタファクス通信が報じたもので、それによりますと、武大偉外務次官は、8月初めにマニラで予定されているARF=ASEAN地域フォーラムにあわせて、マニラで6か国協議の参加国による外相会合を開く構想を19日明らかにし、「北韓も反対していない」と話したということです。
インタファクス通信はまた、匿名の北韓の官僚の言葉を引用して、北韓が7月下旬に核施設を閉鎖すると伝えました。
これに関連して、韓国政府の高官は、北韓の核施設の閉鎖が完了した直後の来月下旬に6カ国協議が再開される可能性が高いとしたうえで、6カ国協議の参加国が、先の6カ国協議の合意に関連した各国の措置を評価し、今後の計画を議論する非公式の協議を、来月初めに北京で行うことで一致したと述べました。
こうした動きから、北韓の核問題の解決に向けたプロセスは、今月下旬にIAEA=国際原子力機関の実務交渉団が北韓入りし、来月初めに6か国協議の参加国による非公式協議、来月下旬ごろに北韓の核施設の閉鎖と6カ国協議の再開、そして8月初めに6か国協議の参加国による外相会合という段階を踏んでいくものと予想されます。