政府は2月の6カ国協議の合意内容の迅速な履行に向けて、北韓が核施設を閉鎖する時点で、重油5万トンを提供する方針を決めたもようです。
また北韓へのコメ40万トンの支援も、来週行われるIAEA=国際原子力機関の実務代表団と北韓との協議を見極めたうえで、支援するかどうか決めることにしたもようです。
これについては、18日、韓国入りした6カ国協議のアメリカ代表を務めるヒル国務次官補と韓国代表の千英宇(チョン・ヨンウ)韓半島平和交渉本部長との会談でも、北韓の合意内容の履行にあわせて、経済・エネルギーの支援を行うことで意見をともにしたと伝えられています。
ヒル次官補は18日、千英宇韓半島平和交渉本部長との会談の後、「北韓の核施設の無能力化は年内に可能だと思うか」という記者団の質問に対し「技術的に年内に可能だと思う」と答えました。
また千英宇本部長は「北韓の核施設の閉鎖にかかる時間は、北韓の政治的な意志にかかっている」と述べました。
これについて、韓国政府の関係者は「北韓は核施設の閉鎖時期を遅らせると、その分、重油の支援も遅くなる」と述べ、北韓の核施設の閉鎖時期にあわせて、重油5万トンを提供する方針を決めたもようです。
IAEA=国際原子力機関は、18日、北韓が実務代表団の訪問を招請したことを受けて、来週、代表団を北韓に派遣すると発表しました。