アメリカを訪問している6カ国協議の韓国の首席代表を務めている千英宇(チョン・ヨンウ)韓半島平和交渉本部長は、現地時間で11日、アメリカ首席代表のヒル国務次官補と協議し、マカオの銀行にある北韓関連資金の問題が解決した後に韓米両国が取るべき措置などについて意見を交わしました。
千英宇本部長は、協議の後、記者団に対し「北韓関連資金の問題が解決した後に韓米両国がとる戦略について意見を交わした。北韓の核施設の閉鎖が重要で、それが実現すれば、6カ国協議での合意内容が一つずつ履行されるだろう」という見方を示しました。
千英宇本部長は、北韓関連資金の解決を楽観しているかという記者団の質問に「きょうは特別に資金問題については取り上げなかった。しかしすべての当事者がこの問題の早期解決に向けた強い意志を持っているため、前に進むエネルギーがあると思う」と述べて、北韓関連資金問題は解決できるという楽観論を示しました。
これに関連してアメリカと北韓は、マカオの銀行にある北韓関連資金の問題が解決して、北韓が寧辺にある核施設の稼動を停止し、IAEA=国際原子力機関の査察を受け入れた場合、モンゴルや中国など第3国で2国間協議を開くことを検討しているもようです。アメリカ国務省は11日、ヒル次官補が国際会議に出席するために今週15日から18日までモンゴルを訪問する予定だと発表しました。
この会議には北韓関係者も出席する予定で、15日前に送金問題が解決した場合、モンゴルや中国などで米朝の接触が行われる可能性も出てきました。