北韓の金正日国防委員長の健康がさらに悪化しているという観測が出ています。
イギリスの日刊紙「テレグラフ」は10日、金正日国防委員長が休まずに30メートルも歩けないほど健康状態が悪化していると報じました。
この新聞は、金正日委員長は30メート以上続けて歩けず、どこかに行く際は途中で座って呼吸を整えなければならない状態で、そのために常に椅子を持った秘書が同行していると伝えました。
金正日国防委員長は今年に入って公式の席に23回姿を現しましたが、これは去年の同じ期間の半分程度で、健康悪化説が出回っていました。
先月にはドイツ心臓センター出身の医師6人が平壌を訪問しており、金正日国防委員長がこの医療陣の診療を受けたのではないかという観測も出ています。
そのため平壌に駐在している各国の外交官は、金正日国防委員長は日ごとに健康状態が悪化しており、健康を取り戻すためには心臓手術を受けなければならない状況だと信じているということです。
一方、金正日国防委員長は今年に入って公式の席に2人の息子をしばしば同行していますが、これは健康が悪化していることから後継者を選ぶために2人の息子の資質を評価するためだと見られています。