北韓を脱出したものの中国から北韓に強制送還された脱北者は、2002年の1年間だけで4800人に上っているという統計が出されました。
これは中国社会科学院の鄭信哲研究員がまとめた論文によるもので、脱北者について、中国の研究機関が具体的な統計をまとめたのは初めてです。
この論文によりますと、「1990年代半ばから北韓は自然災害が相次いだため食糧危機に陥り、脱北者が急増した」とした上で、2003年に、北韓との境にある中国延辺朝鮮族自治州での実態調査で入手した統計によると、延辺で中国公安当局につかまって、北韓に強制送還された脱北者は2002年に4800人に上っているとしています。