北韓が7日、西海岸から西海に向けて短距離ミサイル2発を発射したことを、韓国政府が確認しました。
韓国政府の当局者は、「北韓が7日の午前と午後、ミサイルをそれぞれ1発ずつ、西海岸から西海に向けて発射した。ミサイルは2発とも北韓の領海に落ちたものとみられる」と述べました。
ミサイルの種類についてこの当局者は、北韓が先月25日に東海岸などから発射したものと同じ、射程の短い地対艦ミサイルとみられるとしており、「今回の発射は通常行われる軍事訓練の一環ではないか」と話しています。
韓国の情報当局者によりますと、北韓は、前回ミサイルを発射した前日に、ミサイル弾着地点と推定される海域で漁船の出入りを禁止する措置を取っており、今回も西海岸の特定区域への漁船出入りを制限する措置を取り続けていたということで、韓国政府は再度ミサイルを発射する可能性があるとして警戒を強めていました。
一方、アメリカ政府は7日、北韓のミサイル発射を公式に確認し、北韓のこのような行動は「非生産的だ」と論評しました。
ホワイトハウスのNSC=国家安全保障会議のジョンドロー報道官は7日、「アメリカと同盟国は北韓がミサイルの発射テストを控えるべきだと考えている。北韓は韓半島の非核化に向けて、先の6カ国協議での合意を履行すべきだ」とした上で、「こうした活動は非生産的だ」というコメントを発表しました。
アメリカ国務省も、今回のミサイル発射を「通常の軍事訓練の一環だ」と論評しており、アメリカは、先月25日のミサイル発射のときと同じく、北韓を厳しく非難してはいません。