アメリカが国内向けに加工した骨付きカルビなどの牛肉66トンを誤って韓国に輸出していたため保留されていたアメリカ産牛肉に対する検疫が再開されました。
農林部と国立獣医科学検疫院など韓国の検疫当局は8日、アメリカが、保留のきっかけとなった牛肉以外に、国内向けの牛肉が韓国に輸出されていないことを確認したと通報してきたとして、アメリカ産牛肉に対して取っていた検疫証の発給を保留する措置を解除すると述べました。
ただ、6月1日以前に船積みされて現在、韓国に向けて輸送中かあるいはまだ輸入の申告が行われていない牛肉については、申告を受けた後、アメリカ側に照会して確認を得た上で検疫証明証を発給する方針です。
アメリカ産牛肉については、先月釜山港から輸入したカギル社とタイソン社の牛肉の一部が、韓国に輸出する手続きを踏んでいないアメリカ国内向けの牛肉であることがわかったため、検疫が保留され、韓国当局はカギルとタイソン両社に対して韓国への輸出を中断する措置を取っていました。
これに対してアメリカ農務省は、両社ともに、国内用の牛肉を韓国に輸出していたことを知らなかったとして、韓国当局に、両社に対する輸出中断措置を解除するよう求めてきましたが、検疫院は、信頼できる再発防止の対策が確認できるまで、輸出中断の措置を解除しないことを明らかにしていました。