アメリカのワシントンにあるスミソニアン自然史博物館に現地時間の7日、韓国展示館(KOREA GALLERY)がオープンしました。
韓国展示館は博物館の2階に、およそ100平方メートルの規模で設けられ、「韓国の歴史と生活」を主なテーマにして、「韓国の美しい自然」、「韓国の伝統陶芸」、「韓国の現代美術」など、韓国の過去と現在を網羅した7つのテーマをもとに、6世紀から現在までの遺物など80点や写真など200点が展示されています。
過去の遺物としては韓国の歴史をかいまみることができる陶磁器などが、また現代の資料としては、1988年のソウルオリンピックや2002年のワールドカップ大会での応援の様子が写った写真などが紹介されています。
このように国単位で独立した展示館がスミソニアン博物館に設けられたのは韓国展示館が初めてです。
スミソニアン自然史博物館は、1910年に開館し、世界中から年間600万人が入場している、世界でも屈指の規模と実績を誇る博物館で、自然科学のあらゆる分野の展示が行われています。