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文化

「釜山港に帰れ」の著作権、1億6千万ウオンの和解案

Write: 2007-06-05 18:28:21Update: 0000-00-00 00:00:00

チョ・ヨンピルさんの大ヒット曲として知られている「釜山港に帰れ」の歌詞は、別の歌の歌詞を一部書き換えたものかどうかをめぐって争われている裁判で、ソウル高等裁判所は、作詞・作曲家に対して原告に1億6千万ウオンを支払うよう求める和解案を示しました。
この裁判は、亡くなった歌手キム・へイルさんの母親が「釜山港に帰れ」の作詞・作曲家のファン・ソヌさんを相手取って起こしたものです。
訴えによりますと、キム・へイルさんは1969年に「忠武港へ帰れ」を作詞し、翌年、ファン・ソヌさんが曲をつけてレコードを出しましたが、キム・へイルさんさんは1971年にソウル市内のホテル火災で死亡しました。
その翌年、ファン・ソヌさんの作詞・作曲として「忠武港へ帰れ」と曲が同じで、歌詞だけを少し変えた「釜山港に帰れ」が発表され、チョ・ヨンピルさんが歌って大ヒットしました。
これを受けて亡くなったキム・ヘイルさんの母親は、2004年6月に「釜山港に帰れ」の作詞は、著作権を侵害しているとして、損害賠償請求訴訟を起こしたもので、一審は去年の3月、「被告のファン・ソヌさんは、原告のキム・ヘイルさんが作詞した歌に曲をつけてキムさんが亡くなった後、勝手に歌詞の一部を変えて『釜山港に帰れ』を作詞したと認められる」として、ファンさんに3000万ウォンを支払うよう命じる判決を出していました。
これに対して、原告・被告の双方が控訴していたもので、ソウル高等裁判所は、被告のファン・ソヌさんに和解金として一審判決の賠償額を大幅に上回る1億6000万ウォンを支払うよう求めました。

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