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文化

海底で高麗青磁を発見 忠清南道泰安郡

Write: 2007-06-04 15:31:19Update: 0000-00-00 00:00:00

忠清南道泰安郡のテソムという島の近くの海底で、高麗時代のものと見られる青磁が多数発見されました。
国立海洋遺物展示館は4日、先月末にテソム近くの海底で調査を行った結果、高麗青磁20点あまりが海底に埋まっているのを確認したと発表しました。
国立海洋遺物展示館によりますと、この海域は潮流が速いところで、青磁は海底の半径20メートルにわたって散らばっていたということです。
国立海洋遺物展示館はこのうち9点を引き揚げましたが、これらの青磁は12世紀頃に制作されたものと推測されています。
中には陰刻菊唐草紋様が刻まれたものもあり、紋様はそれほど精密ではないものの良質の青磁だということです。
国立海洋遺物展示館は、今回発見された青磁は12世紀の青磁の流れを把握するために重要な資料なるだろうとしています。
国立海洋遺物展示館は、付近の海底にさらに多くの青磁が埋まっている可能性もあるとして、来月から本格的な発掘調査を進める予定ですが、この海域を重要文化財保護海域に指定し、一般の船舶の接近を禁止することにしています。

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