韓国とASEAN=東南アジア諸国連合5カ国との間のFTA=自由貿易協定が、1日、商品分野に限って発効しました。
発効したのは、韓国とASEANのうち、ベトナム、ミャンマー、シンガポール、マレーシア、インドネシアの5カ国とのFTAで、フィリピンなど4カ国はそれぞれ国内の手続きが滞っていることから発効が遅れており、タイとは別途にFTAの締結に向けた2国間交渉が行われています。
協定の発効にともない、韓国は締結国に対して、商品分野の5224品目のうち、4742の品目について、関税を2010年までに完全に撤廃することになり、このうち70%の品目に対しては発効後ただちに関税が撤廃されました。
しかし、コメや牛肉、豚肉、にんにく、パイナップルなど国内の業界が敏感に反応する200の品目は開放の対象にはなっていません。
ASEANは韓国の貿易量のおよそ10%を占め、韓国にとって、中国、EU=ヨーロッパ連合、アメリカ、日本に次いで5番目に大きな市場です。
1日に発効したASEANとのFTAは、商品分野に限られており、サービスと投資分野の交渉は年内の妥結をめどに進められています。