ソウルで開かれている21回目の南北閣僚級会談で31日、双方は、首席代表や実務者同士の接触などを通じて、本格的な意見調整に入りましたが、北韓へのコメ支援などをめぐって難航ものとみられています。
韓国側は30日開かれた全体会議で、韓半島の平和定着などについて具体的な論議を進めるため国の研究機関による共同会議の開催や、南北国防長官会談の開催、そして南北縦断鉄道を段階的に開通させることなどを提案しました。
一方、北韓側は韓米合同軍事訓練の中止と国家保安法の撤廃などを主張し、韓国からのコメ支援問題については、全体会議では触れなかったもののその後開かれた首席代表による接触で、40万トンのコメ支援を決めた南北の合意を実行するよう韓国側に強く求めたということです。
韓国は核放棄に向けた6カ国協議の合意が履行されていないため、5月末から始めることにしていたコメ支援を留保していますが、北韓は6カ国協議の合意の履行が遅れている責任はアメリカにあると主張しています。
今回の会談は6月1日の午前中までとなっていますが、コメ支援などで難航するものとみられています。