6カ国協議でアメリカの首席代表を務めるヒル国務次官補は、30日、マカオの銀行バンコ・デルタ・アジアにある北韓関連資金の送金は難しいとの見解を明らかにしました。
ヒル次官補は、この問題の解決に向けて中国側と協議するため北京入りし、宿泊先のホテルから出たところを記者から質問され「バンコ・デルタ・アジアにある北韓関連資金の送金問題を話し合うために、中国の武大偉外交部外務次官に会いにいくところだ。法律的な問題があるためどこの銀行も北韓関連資金の送金には難色を示している」と述べました。
またヒル次官補は「肯定的なのは、北韓が初期段階の措置を履行する体制ができていることを示唆し続けていることだ」と述べました。
そして北韓の原子炉は稼動を続けているのかという質問に対しては「寧辺の原子炉は稼動を続けており、修理のために時々稼動を中断したことはあるようだ」と答えました。
また今月25日に北韓がミサイルを発射したことについては「アメリカは北韓のミサイル発射に反対する立場ではあるが、今回は定例的なミサイル発射で、6カ国協議とは次元が違う問題だ」としています。
ヒル次官補は暗礁に乗り上げている、マカオの銀行バンコ・デルタ・アジアにある北韓関連資金の送金問題について、打開策を話し合うために30日から中国入りしています。