ドイツで開かれていたASEM=アジア・ヨーロッパ外相会議は、最終日の29日、北韓の核問題を解決するため、核放棄に向けた6カ国協議の合意を履行するよう促す議長声明を採択しました。
45のアジアとヨーロッパの国と国際機関の外相が出席してドイツのハンブルグで開かれていた8回目のASEM外相会議は、閉幕にあたって発表した議長声明で「2月に北京で開かれた6カ国協議が北韓の核放棄に向けて合意に達したことを歓迎し、当事国が速やかに合意事項を履行することを促す」としました。
この声明は、韓半島の非核化は北東アジアの長期的な平和と安全を維持するために絶対に必要であることを再確認し、6カ国協議の当事国に対して合意事項の速やかな履行のために努力するように求めたものです。
外相会談は、また6カ国協議が北韓の核問題を解決するために最も適切な手段であることを確認して、6カ国協議を支持するとともに、6カ国協議を持続することが重要であると議長声明で述べています。
さらに国際社会が人権問題に関心をもつことの重要性を強調し、北韓の人権状況に対して関心を表明する必要があるとしています。
一方、 韓国の宋旻淳(ソン・ミンス)外交通商部長官は、今回の会議で北韓の核問題の平和的な解決は北東アジアの核軍備競争や、国際的な核拡散を防ぎ、韓半島と北東アジアに恒久的な平和が定着するのに寄与するだろうと述べました。