第21回南北閣僚級会談が29日からソウルで開かれますが、韓国から北韓へのコメの支援をめぐって難航することが予想されます。
韓国政府は会談で、先に試運転が行われた南北縦断鉄道の京義線と東海線の開通や軍事的緊張緩和に向けた方策などについて話し合いたいとしているのに対して、北韓は前回の閣僚級会談で合意したコメ40万トンの支援を求めてくるものとみられています。
韓国と北韓は先の閣僚級会談でコメ40万トンの支援に合意しましたが、韓国はコメの支援は北韓が核放棄に向けた初期段階の措置を履行することが前提条件だという立場を保っており、会談ではコメの支援をめぐって南北の協議は難航することが予想されます。
一方、盧武鉉大統領は最近、北韓の核問題についての関係閣僚会議で、北韓が初期段階の措置を履行しなければ、コメの支援を考慮しないと述べたことが分かりました。
盧武鉉大統領は22日に開かれた関係閣僚会議で、マカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア」の北韓関連資金の返還が遅れていて、北韓は初期段階の措置を履行していないと指摘し、北韓が初期段階の措置を履行しなければ、南北関係改善もスピードを調節する必要があるという認識を示したということです。