北韓に軽水炉を提供する事業を担当してきたKEDO=韓半島エネルギー開発機構の事務局が今月末で業務を打ち切ることになりました。
KEDOの朴丙然(バク・ビョンヨン)事務次長は、「今月31日付けでニューヨークにある事務局の業務を打ち切ることを決めた。KEDOの事業が終了したと理解すればいい」と述べました。KEDOは1994年の米朝ジュネーブ合意を受けて、
翌年の1995年12月にKEDOと北韓との間で北韓の琴湖(クムホ)地区に出力100万キロワットの軽水炉2基を提供する契約を結び、韓国、日本、アメリカ、それにEUが資金を出して軽水炉の建設工事を始めました。
しかし2002年10月、北韓が合意に反して核開発をしていた疑惑が持ち上がり2003年に軽水炉事業を中断して、去年、KEDOの事業を終結させることが正式に決められていました。
これを受けて、KEDO事務局で働いていた韓国人や日本人らのスタッフ10人も本国に帰り、1人だけが残って連絡などにあたる予定です。
KEDOは去年5月に軽水炉事業の公式終了を決めた後、実際の軽水炉建設にあたっていた韓国電力との間で協議を行い、韓国電力が事業に参加していた他の企業からのクレーム費用や未払い金の責任を受け持つ代わりに、すでに購入したものの北韓に搬入していなかった原子炉などを所有することで事実上、合意しています。