韓国の日本に対する貿易収支の赤字は増え続け、中国に対する貿易収支の黒字は減っていることが分かりました。
産業資源部と韓国貿易協会が21日明らかにしたところによりますと、今年に入って4月までに韓国の日本に対する輸出は83億8100万ドル、輸入は184億3700万ドルで、貿易収支は100億5600万ドルの赤字でした。
日本に対する貿易赤字は史上最大だった去年の同じ期間に比べて20%以上増えており、今年も日本に対する貿易赤字が増え続けるものとみられます。
一方、今年に入って4月までの中国に対する輸出は247億9200万ドル、輸入は195億2500万ドル、貿易収支は52億6700万ドルの黒字でしたが、去年の同じ期間に比べると16.8%減りました。
中国に対する貿易収支の黒字は、2001年の48億9000万ドルから2005年には232億7000万ドルと増え続けましたが、2006年には209億6700万ドルと5年ぶりに減少しています。
産業資源部と韓国貿易協会は、日本に対する貿易赤字が増えているのは、部品や素材の日本への依存度が高く、輸入が増えているのに対して、円安の影響で韓国の製品の価格競争力が比較的落ちているためと見ています。
また、中国に対する貿易黒字が減っているのは、中国政府による各種の規制が強化されて、中国に進出する韓国の企業が減り、これに伴って関連部品などの輸出が減っているためと見ています。
産業資源部と韓国貿易協会は、日本と中国の間に挟まれて世界市場でも苦戦している現状を打開するためには、部品や素材分野の技術力を高める一方で、円安の影響を最小限にとどめるための対策を講じる必要があると指摘しました。