北韓の核問題をめぐる6カ国協議が、マカオの銀行、バンコ・デルタ・アジアに凍結されている北韓資金問題でこう着状態に陥っていることの解決方法として、韓国資産管理公社がバンコ・デルタ・アジアを引き受ける案が浮上してきた模様です。
中国を訪れているアメリカの外交関係者は27日「バンコ・デルタ・アジアに凍結されている北韓資金の口座振替は非常に複雑で、来週、解決される可能性は高くない。北韓の要求は、バンコ・デルタ・アジアに凍結されている資金を現金で引き出すのではなく、国際金融体制にもとづく口座振替方式で正常な金融取り引きが可能かどうかを確認することだ」と述べました。
しかしバンコ・デルタ・アジアは、アメリカからマネーローンダリングの金融機関に指定されているため、アメリカのどの金融機関とも正常な取り引きができず、世界のほとんどの銀行もバンコ・デルタ・アジアとの金融取り引きを渋っています。
この関係者は「だからといってアメリカがバンコ・デルタ・アジアに対する制裁措置を解除することはアメリカの法律上、不可能だ。そこで、この銀行はいったん不渡りを出し、海外の不良債権への投資をしている韓国資産管理公社が引き受ける方法を検討している」と述べました。
しかし韓国資産管理公社に対しては、まだ打診をしていないということです。