今月23日からソウルで行われていた韓国とカナダのFTA=自由貿易協定の10回目の交渉が終了しましたが、これといった進展は見られませんでした。
今回の交渉で韓国とカナダは、商品、原産地、サービスなど分野別に交渉を行いました。しかし、これといった進展は見られず、カナダ側からカナダ産牛肉の輸入再開の要請があったことが、外交通商部の関係者によって明らかになりました。
カナダ産牛肉の輸入再開についてこの関係者は、「カナダ側に、牛肉の検疫の問題はFTAの議題ではないという韓国側の立場を伝えた」としています。
カナダ産牛肉は、2003年5月にカナダでBSEに感染した牛が見つかって以来、韓国への輸入が全面禁止となっています。
農産物貿易の統計によりますと、カナダ産牛肉は韓国への輸入が禁止される前の2002年にはおよそ1万6千トンが韓国に入っていました。
韓国とカナダのFTA締結に向けた交渉は2005年7月から始まり、年内の妥結をめどに交渉が行われています。