韓国政府は15日、関係閣僚会議を開き、北韓が核放棄に向けた初期段階の措置を速やかに履行するよう、関係各国と協議を続けていくことにしました。
韓国政府の当局者によりますと、会議では、北韓はマカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア」で凍結されている北韓関連資金の凍結解除の有効性を確認してから行動するとしているが、この段階で重要なのは初期段階の措置の履行をこれ以上遅らせることなく、北韓が速やかに行動することだという点で意見が一致したということです。
一方、政府は初期段階の措置の見返りとして北韓に提供するために、国内の精油会社と契約して重油5万トンの船積みを終えた状態ですが、北韓の初期段階の措置の履行が遅れていることから、16日まで北韓が具体的に行動しない場合、いったん精油会社との契約を取り消すことにしました。
また、今回の関係閣僚会議では、北韓に対するコメの支援についても意見が交わされ、北韓が初期段階の措置を履行しないかぎり、コメの支援は留保すべきだという意見が出ました。
統一部の関係者は、18日から始まる南北経済協力推進委員会でコメの支援に合意しても、実際に北韓に輸送するのは来月末か6月初めなので、それまで北韓の出方を見守っていくという方針を示しましたが、場合によってはコメの支援が留保される可能性も出てきました。