北韓の国会にあたる最高人民会議が、11日、金正日国防委員長も出席して開かれ、新しい内閣総理に金英逸(キム・ヨンイル)陸・海運相を選出しました。
北韓の朝鮮中央テレビによりますと、最高人民会議は平壌のマンスデ議事堂で、これまでの朴奉珠(パク・ボンジュ_首相に代えて金英逸陸・海運相を新しい内閣総理に選出しました。
キム・ヨンイル氏は今年62歳、1994年に海運相に任命され、2005年には北韓とシリアとの間で海上運輸協定を締結しました。
最高人民会議ではこのほか、今年の予算案などを採択しました。
今年の予算に占める国防費は15.8%と、例年どおり高い比率を占めましたが、科学技術部門の予算が去年より60.3%も増やされ、科学の発展をはかる北韓の意思を反映しています。
しかし最高人民会議では北韓の核開発問題をめぐる6カ国協議の解決措置などについてはとくに触れず、むしろ去年の核実験による核兵器の保有を強調しました。
最高人民会議に金正日国防委員長が出席したのは一昨年2005年以来のことです。