韓国と南米チリのFTA=自由貿易協定が発効してから4月1日でちょうど3年になりました。
この3年間、チリでの韓国製品の市場占有率は大きく増えましたが、韓国の対チリ貿易収支赤字も大きく増えました。
自動車や携帯電話、テレビなど、韓国製品のチリでの市場占有率は、2003年の3%から、3年後の2006には4.7%に増え、国別の順位では8位から5位になりました。
これに対して農産物を中心とするチリ製品の韓国市場での占有率は、2003年の0.89%から、2006年には1.34%に増え、順位は28位から17位に上昇しました。
一方、貿易収支は、FTAが発効する前の2003年の韓国の貿易赤字は8億400万ドルでしたが、2006年4月から2007年2月までの11カ月間には22億3900万ドルと拡大しました。
赤字が拡大したのは、チリからの輸入品の80%を占める銅の国際価格が3年間で2.7倍も上昇したためで、銅など原材料を除いた貿易収支は2003年の2億ドルの黒字から、2006年は5億5000万ドルの黒字と、増えています。
一方、心配されていた国内農家への影響は、ぶどう酒を除く農産物の輸入が、輸入全体の1.3%、金額では3600万ドルに過ぎず、当初の予想より大きくありませんでした。