映像を通じた南北離散家族の再会が27日、13カ月ぶりに全国9つの地域の13の会場で一斉に始まりました。
今回の離散家族の再会は韓国ではソウルの大韓赤十字社本社と、仁川、大邱、釜山、大田、水原、光州、春川、済州のいずれも大韓赤十字社の支社で行われ、29日までの3日間に南北それぞれ60家族、865人が1日に20家族づつテレビの映像を通じて再会します。
離散家族の再会に先立ち、大韓赤十字社の 韓完相(ハン・ワンサン)総裁は北韓の朝鮮赤十字会の張在彦(チャン・ジェオン)委員長と映像を通じて会談を行い、「高齢の離散家族は1日に10人づつ亡くなっている。現在のように1年に2,3回、200人から300人が会うのでは離散家族の苦痛を解消することは出来ない」と述べ、再会する家族の数を増やすよう提案しました。
また 李在楨(イ・ジェジョン)統一部長官もソウルの会場を視察した後、「平壌に映像再会センターを、そして金剛山に離散家族面会所ができれば、離散家族の対面が定例的に行われるように努力する」と述べました。
離散家族は午前8時から午後6時まで、南北双方に設けられた会場に家族単位で入り2時間づつ、映像を通じて遠く離れた家族と対面します。離散家族の大部分が高齢なこともあり、およそ50年ぶりの対面にお互いの顔を確認するのに時間がかかり、中には健康がすぐれないため言葉が続かず2時間があっという間に過ぎていく人も見られました。
今回が5回目となる映像による離散家族の再会は去年の7月に北韓が一方的に中断宣言をして無期限に延期されていましたが、 今月初めに開かれた南北閣僚級会談で再び実施することに合意していました。