オーストラリアのメルボルンで開かれている水泳の世界選手権大会は25日、男子400メートル自由形の決勝が行われ、韓国のパク・テファンが3分44秒30で金メダルを獲得しました。
パク・テファンは去年8月に自ら出したアジア新記録の3分45秒72を1秒42短縮しました。
パク・テファンは350メートルまで5位にとどまり、メダル獲得の可能性は低いと見られましたが、最後のターンをした後、一気にピッチを上げ、1位でゴールインしました。
世界選手権大会の男子自由形でアジア人が優勝したのはこれが初めてです。
一方、サウジアラビアを訪問中の盧武鉉大統領は、パク・テファンに「卓越した技量で金メダルを獲得したことを全国民とともにお祝いする」と、祝電を送りました。
女子400メートル自由形は2004年アテネオリンピックの金メダリストのフランスのマナドゥが優勝、日本の柴田亜衣が銅メダルを獲得しました。