東京で開かれているフィギュアスケートの世界選手権は23日、女子シングル前半のショートプログラムが行われ、韓国のキム・ヨナ選手が、国際大会で過去最高の得点をマークして首位に立ちました。
キム・ヨナ選手は、腰のヘルニアと尾骨の痛みを訴えていましたが、23日のショートプログラムでほぼノーミスの演技を見せ、71.95点を出して、ライバルとされている日本の安藤美姫と、浅田真央を引き離して首位に立ちました。
この得点は2003年のスケートカナダで、アメリカのサーシャ・コーヘンが出した71.12点を上回る女子で最高の記録です。
キム・ヨナ選手は試合後、「期待以上の点数でうれしい。フリーでもミスをしないようベストを尽くしたい」と話していました