北韓の17歳以下のサッカー代表チームが20日から韓国の済州島でトレーニングに入りました。
20日の午前に仁川空港に到着した北韓の代表チームは、そのまま済州島に向かいました。
仁川空港に着いた選手たちは濃い紺色の背広に赤いネクタイ姿で、つめかけた報道陣に緊張した表情でした。
また済州空港では地元の人たちが韓半島が描かれた統一旗を振って代表チームを歓迎しました。
韓国の社団法人南北体育交流協会のキム・ギョンソン運営委員長によりますと北韓の U-17代表チームは21日から9日間、済州島ワールドカップ競技場などでトレーニングを行い、30日に韓国の代表チームと親善試合を行います。
北韓の代表チームは去年のアジア選手権大会で準優勝した実力のあるチームで、今年の8月に韓国で開かれるFIFA U-17ワールドカップに備えて 済州島でトレーニングをすることにしました。
また今回の済州島トレーニングに際して、韓国統一部は2億5千万ウォンを支援するということです