先の6カ国協議で設置することが決まったアメリカと北韓の国交正常化に向けた1回目の作業部会が現地時間で5日午後、ニューヨークで始まりました。
アメリカと北韓が公式に直接協議するのは2002年10月以来4年5カ月ぶりです。
作業部会には米朝双方から6カ国協議の首席代表であるヒル国務次官補と金桂冠(キム・ゲグァン)外務次官が出席し、2日間の日程で、今後の作業部会で扱う議題や日程、北韓の「テロ支援国」指定解除問題などについて話し合います。
アメリカと北韓は、1948年の北韓の建国以来、敵対関係が続いています。
作業部会が始まったことから、両国が核問題をいかに解決し、長年の敵対関係をどのように修復していくかに関心が寄せられています。
北韓の首席代表を務める金桂寛外務次官は作業部会に先立って「うまく行くものと見ている」と語り、アメリカとの直接対話に期待感を示しました。
先の6カ国協議では、北韓の核放棄に向けた措置や米朝、日朝の国交正常化、対北韓エネルギー支援などを五つの作業部会で協議することで合意しましたが、米朝国交正常化に向けた作業部会を手始めに、日朝国交正常化に向けた作業部会が7日にハノイで始まることになっており、残る三つの作業部会も今月中旬までに開かれることになっています。