平壌での南北閣僚級会談を終えて2日夕方、韓国に帰ってきた李在禎統一部長官は、北韓がコメ40万トンと肥料30万トンの支援を韓国側に要請してきたことを明らかにし、北韓への支援を前向きに検討する考えを示しました。
李在禎統一部長官は2日夕方、ソウルの南北会談本部での記者会見で、北韓からコメと肥料の支援要請があったことを明らかにし、「南北代表団の間で、これくらいの支援なら可能ではないかという共感ができた」と述べました。
そして北韓への支援は、2月の6カ国協議での合意内容の履行と関係あるかという記者団の質問に対して、李在禎長官は「6カ国協議と南北対話の進み具合、国民世論を考えて食料支援という人道支援を行っていく。その原則にもとづいて、南北の経済協力推進委員会で具体的に協議することになると思う」と述べ、事実上、北韓の核放棄の履行と食料支援を連携していることを示唆しました。
李長官はまた今回の閣僚級会談で、南北将官級会談を提案しなかったことについて「多くの懸案のうち、実現可能な部分に重点を置いて、会談を進めた」と答えました。
北韓へのコメや肥料支援については、今回の南北閣僚級会談で発表された合意文の中には明記されていませんが、統一部長官が前向きに検討する考えを示したことから、裏での合意があったのではないかという推測が出ています。