IAEA=国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は、北韓からの受け入れ連絡を受け、北韓の核施設停止など6カ国協議の合意内容の履行に向けて動き出すことになりました。
IAEAのエルバラダイ事務局長はオーストリアのウィーンで記者団に対して、北韓から訪問の要請を受けたことを明らかにし、「北韓入りすれば、北韓がIAEAとの関係を正常化させ、先の6カ国協議で合意した北韓の核施設の停止を履行することなどについて調べ、北韓当局と話し合う」と述べました。
エルバラダイ事務局長の北韓訪問は来月に行われるものとみられます。
これについて国連の潘基文(バン・ギムン)事務総長は、ウィーンでエルバラダイ事務局長と会談した後、記者団に対して「エルバラダイ事務局長の北韓訪問は、2002年12月にIAEAの査察団を追放した北韓をIAEAに復帰させることにある。これで北韓の核施設の凍結、核兵器まで含めて完全廃棄について協議できることを希望する」と述べました。
北韓は先の6カ国協議で、60日以内に寧辺の核施設を凍結・封印し、 IAEAとの合意にもとづいて必要な検証を受けるためにIAEAの査察団を受け入れるとしていました。