大邱市は2011年の世界陸上選手権大会の開催地に名乗りを上げましたが、国際陸上競技連盟の調査団が22日から大邱入りし、実地調査をしています。
2年ごとに開かれる世界陸上選手権大会は、オリンピック、サッカーのワールドカップと並んで、世界3大スポーツイベントと言われており、今年は大阪で、2009年はドイツのベルリンで開かれます。
そして2011年の大会誘致には大邱のほか、ロシアのモスクワ、スペインのバルセロナ、そしてオーストラリアのブリスベーンが立候補していますが、ヨーロッパとヨーロッパ以外での交互開催を原則としていることから、2011年の開催地は事実上、大邱とブリスベーンの一騎打ちとなっています。
大会を主催する国際陸上競技連盟(IAAF)の実地調査団は22日から大邱入りし、大邱ワールドカップ競技場、選手村、メディアセンターなどを視察しており、調査団のディゲル団長は「施設もすばらしいが、何よりも大邱市民の熱い歓迎ぶりに深い印象を受けた」と満足顔でした。
2011年の開催地は来月27日の国際陸上競技連盟の会議で決まることになっています。