2014年の冬季オリンピックの招致を目指している江原道平昌で実地調査をしていたIOC=国際オリンピック委員会の調査団は、16日プレゼンテーションや江陵アイスリンクと選手村施設の視察をして調査を終えました。
平昌冬季オリンピック招致委員会は、16日の午前、調査団に対してオリンピックの財源調達や税関と出入国の法的手続き、マーケティングなどについてプレゼンテーションを行いました。また調査団は午後からはアイスホッケー、カーリング、スピードスケートなど5つの競技場と選手村の施設について視察しました。
調査団の行く先々には200インチの大型カラー電光掲示板が設置されて韓国の先端技術能力の高さをアピールし、調査団の一人は「江原道の招致に対する熱気に感動した」と話していました。
今回の実地調査と招致の可能性について、招致委員会の関係者は「北韓の核問題をめぐる6カ国協議が妥結したことや調査団の韓国訪問中に豪雪となり、気象条件のよさをわかってもらえたことなどで、招致の可能性が高くなったのは確かだ」と述べました。