来年の北京オリンピックに韓国と北韓との統一チームを設けるための南北体育会談がおよそ2カ月ぶりに再開されましたが、選手選抜の方式をめぐって意見の隔たりが大きく、歩み寄ることができませんでした。
大韓オリンピック委員会のキム・ジョンギル委員長ら韓国代表団は13日、北韓の開城で北韓の朝鮮オリンピック委員会のムン・ジェドク委員長ら代表団と、南北統一チーム作りに向けた4回目の会談を行いました。
北韓はこの席で、これまで通りに南北同数の選手団を設けるべきだと主張しました。
これに対して韓国はIOC=国際オリンピック委員会の勧告を受け入れて、個別のオリンピックの出場権を獲得した後にエントリーを協議するよう提案したため、会談では双方の意見の隔たりを確認するのにとどまり、南北は、今後、日を改めて再び協議することになりました。